業務改革講座

経営管理者の今回の改定内容への取組み

これは、2008年度の診療報酬改定の際に書いたものです。内容を読んでビックリしたのですが、10年前と今回の2018年の改定への対応と大きく変わらないということです。その原因は、自民党が「後期高齢者」が原因で後退して、制度改革が6年余り遅れたことだけではないように思います。

医療ならば「患者さんのため」、介護ならば「利用者のため」とすることで、そこに関係する人たちが同じ土俵に乗ることができます。そのために資格を取ってきたのですから。これが、医療・介護の経営の「錦の御旗」と言えるのです。今回の改定では、急性期から在宅までの全ての医療従事者に対して「退院後の療養生活を見据えた適切なサービスの提供」が「錦の御旗」となります。