医療総研の今後の取組み

コンサルタント事業の方針変更

2016年3月をもって25年やってきたコンサルタント事業を終了しました。日赤を退職せずに勤務していたら、定年を迎える年でもあったのです。この25年間は、いつもクライアントに対する責務を背負っていました。3月で仕事を整理したので、肩の荷が下り、気持ちが楽になると思っていましたが、少しも軽くならないのです。

静かな気持ちで自分自身を見つめて気が付いたのです。私の中に「医療制度改革」に対応しなくてはならない地域の行政、医療、介護関係者の人たちのことを心配している気持ちが強く残っていたのです。多少は、「余生をゆっくり過ごしたい」という気持ちがありましたが、医療ソフト総合研究所を立ち上げた25年前の「困っている人たちのために、人事を尽くす」という私の責務に対して、まだ「人事を尽くし切っていない」という気持ちを誤魔化すことが出来ませんでした。

6月に(有)医療ソフト総合研究所を閉めました。そして、個人事業として(有)を外して、医療ソフト総合研究所として新たな気持ちでスタートしました。この新たな気持ちとは、これからはクライアントからの依頼を受けてコンサルタントするのではなく、「制度改革に対して私自身でできる支援をすること」をもう一人の自分が、依頼すると考えたのです。

要するに、自分の余生を、「制度改革に適切に対応できずに困ってくる人たちを一人でも多く支援する」と決めたのです。これから困ってくるのですから、私が取り組もうとすることは、「お節介」なのです。言い換えれば、「誰も今は望んでいないこと」に私が勝手にいくのです。

心臓が止まって最期を迎えた時に、身体中の血液が脳内をめぐり、それまでの人生の走馬燈を見ると言われています。その時に、「よく頑張ったな」と自分を褒めてあげられる人生を目指して、これからまい進する決意をしたのです。

ホームページをライブラリー形式に整備するのに、予想以上に手間がかかってしまいましたので、今後の取組みに関しては、随時加筆していきます。